KANEMASA 46G|数字で語れて、体験で惚れる。
KANEMASA 46G

その数字を知れば、着たくなる

数字で語る、ニット。
一般的に12G以上がハイゲージと呼ばれるニットの世界で、KANEMASAが操るのは46G
世界中を探してもKANEMASAしか保有しない超特殊編み機は、着るものを魅了する。
― 数字で語れて、体験で惚れる一着。

[そもそもシャツ地とニットの違いとは?]

一般的なシャツ地(織物)
シャツ地(織物)の織り目クローズアップ
  • 構造:経糸×緯糸。基本伸びない。
  • 表情:パリッと。薄手は透けやすい。
  • シワ:つきやすく、戻りにくい。
  • 可動域:肩・肘で突っ張りやすい。
  • 印象:端正だが硬くなりやすい。
46G ニット(編物)
46Gニット(編物)の編み目クローズアップ
  • 構造:ループ状。体に追従する伸縮性。
  • 表情:超高密度で均一。薄手でも透けにくい。
  • シワ:復元性が高くケア楽。
  • 可動域:伸びて戻る。長時間もラク。
  • 印象:シャツ見え+リラックス。

機能比較

目の詰まり(不透過性)

シャツ地
46Gニット

伸縮性

シャツ地
46Gニット

シワ戻り(復元性)

シャツ地
46Gニット

可動域・着心地

シャツ地
46Gニット
結論
46Gニットは“シャツ見えの端正さ × ニットの快適さ”を両立。パッと見はシャツ地にしか見えないほどの高密度とハリで端正。その実薄手で透けにくく、シワ戻りが良いから日常ケアもラク。

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46G=1インチに46本の針
世界でも稀有

-驚異の超高密度。

46ゲージ。それは、1インチ(2.54cm)幅に46本もの針を並べて編み上げる超高密度の証。針が細かいほど目は整い、表面はフラットに。肌当たりは信じられないほどスムースに。
ただし、糸切れ・テンション管理・針の摩耗...量産の難易度は一気に跳ね上がる。だから、作れる工場はほとんどない。(28G以上を編める工場は全世界で1%ほど)

1インチに46本の針が並ぶKANEMASAの46G針列(拡大)
1インチ(2.54cm)当たり46本の針列。目の均一性が段違い。
46Gの拡大写真
独特な光の反射と陰影。

触れた瞬間にわかる。
薄いのに透けにくい、軽いのに吸いつく。

想像を超える気持ちよさ。46Gの超高密度は、ハリとドレープの矛盾を実現する。動くたびに空気を含み、肌にはスムースに沿う。

46Gシャツの着用全身。面の美しさと落ち感の両立
着れば伝わる“面の美しさ”。寄りでも引きでも常時美しい。
袖口の寄り:均整の取れた目面と縫製ライン
ドレスシャツ並の細かい運針。全国トップクラスの工場で縫製。
薄いのに透けにくい生地のテストショット
薄いのに頼れる生地感。光を受けても“透けない”密度。

高密度で隙間を減らし透けを抑制。糸番手・撚り・仕上げで通気と肌離れを徹底調整。

CITY TOKYO完全別注。
糸から設計した“ここだけの46G”。

糸番手、撚糸、染め、編立、仕上げ。すべてをKANEMASAと共同で最適化。
大量生産に寄せず、数字と極上体験のバランスを追求。

こだわり
  • 糸番手:高密度でもゴワつかない繊維設計
  • 染色:面ムラを抑え、反射をフラットに
  • 編立:46G専用テンション管理/検反・補修
KANEMASA工場外観
46Gを“生み出せる”現場は世界でもごくわずか。(28G以上を編める工場は全世界で1%ほど)
糸コーンと色出しサンプル
糸・染め・仕上げ-別注仕様。

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インタビュー|Q&A

KANEMASA 社長(イメージ)
KANEMASA 百間谷さん
46Gについてインタビュー
Q.46Gの編み機について教えてください。
A. とにかく希少価値が高く、世の中に存在しません。ただし、特殊故に使いこなすことができるのも特別な職人だけです。この編み機は1周に4400本の極小のハリがあります。46Gの生地はちょっとのケバやホコリでハリ筋が出るほど繊細な素材です。糸も上質にしなければならないし、別注糸を大量生産する必要がある。メンテナンスは非常に難しい。細かすぎてカメラで撮れないレベル。
Q.一般的なニットはどのくらいのゲージですか?
A.21Gが一般的な丸編みです。46Gはその常識を大きく越える密度。
Q.どんな糸でも編める?
A. 普通は46Gだと切れやすくて編めない。ただしテンションを調整する最新機械を搭載しているので、KANEMASAでは編めます。
Q.特に大変なのは?
A. オーバーホール(メンテナンス)ですね。綿100なら100反(約5000m)でオーバーホール。4400本のハリを全部抜き→1本ずつ磨き→曲がっていれば弾く。外注に出したこともあるがハリ筋だらけでやり直しになり、現在は社内で実施。ハリが繊細で弱い。
目安は2か月に1回ウール100は50反ポリは1000反いける。
Q.46Gに挑戦する意味は?
A. 他にはない最新鋭の特殊機械だが、効率的とは真逆の機械になりました笑。その分、他社では絶対に真似できないハイゲージが作れるのです。「シャツ=織物」という固定観念を崩したパイオニア。「当時はジャージでシャツなんか」と言われていましたが、今は日本で普及しています。
Q.ニット作りで一番の難所は?
A. 生機と仕上がりが全然違うこと。生機は膨らみがあり、染色で編み目が締まってハリ感が出ると同時に幅が10~20cm変わる。だから染工所に出す前に、生機を自分たちで染めて判断している。すごく手間が多いのが現実。

極上の技術を、手に届く価格で。

“お買い求めやすいプライス”は、価値を削るためではなく、余計なコストを排したから。46Gという体験の本質はそのままに、手に届く価格を実現しています。

コスパが良い理由
  • 46Gの価値=見た目の美しさや圧倒的な肌触り、着心地にこだわる。過剰装飾や“見せるコスト”は削減
  • 直販のみ中間マージンを圧縮
  • 別注糸を計画ロットで確保素材単価を最適化(品質は維持)

まずは一枚、試してみてください。

46Gの良さは“触れた瞬間”に伝わります。
あなたの“ニット”と“シャツ”の常識が変わります。
語れる服です。

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