<ゲージとは>
上の画像は一般的なニットのゲージです。
ゲージ数が上がるほど細かい編み目になり、ドレッシーになっていきます。
5G前後でざっくりニット、7~10Gでミドルゲージのセーター、
12~18Gでハイゲージと呼ばれる、スーツの下に着るようなセーターがイメージしやすいかと思います。
KANEMASAの特殊編み機が持つ44Gというのがどれほど細かく美しい編み目か。
そしてそれが市場に出回っているものと比べてどれだけ特異なものかおわかりいただけたでしょうか。
これほどまでに細かく密度の高い編み目は見た目が美しいだけでなく、非常になめらかで肌触りが抜群です。
また、弾むようなコシがあり、圧倒的にシワになりにくいという特性があります。
<タイプライターとは?>
タイプライターとは、紙をセットして文字を打ち込む機械。
古い映画やドラマで見たことがある人も多いのではないでしょうか?
現代はパソコンで入力してプリンターで印刷が主流ですが、1870年に登場し、20世紀頃までロンドンのオフィスで使われていました。
タイプライター生地は、この機械から名付けられています。つまり、タイプライターで文字を打つことができるほど高密度で丈夫な生地、だということです。
<タイプライターの生地の特徴>
・ハリ感が強い
高密度に織られているため、他の生地に比べてハリ感がとても強めでパリッとしています。
・薄手で軽い
細い糸を使っているため、高密度に織っても薄手で軽い仕上がりになるのも特徴です。太い糸を使ってしまうと、この軽量性は実現できません。一般的に、糸が細いほど原料は高いので、細くて高価な糸を詰めて作られるタイプライターは、さらに贅沢とも言えます。
・毛羽立ちにくく、とても丈夫
毛羽立ちや毛玉の原因は繊維が絡まること。タイプライターは長い糸が高密度に織られていることで、表面の繊維が出づらく「毛羽立ち」が起きにくいのです。
これほど繊細で滑らかに見える生地ですが、実は丈夫なので、安心してお洗濯してくださいね。
※完全になくなるわけではありません。
※より長持ちさせるためには、ネットに入れてお洗濯ください。
ここまでメリットをお話しましたが、デメリットも存在します。
それは、シワになりやすく、シワが戻りにくいということです。
しかし、KANEMASAのタイプライターは、最高峰の技術と革新的な糸と編み機でシワが圧倒的に入りづらく、驚異の形態安定性を実現しています。従来のタイプライターのデメリットを解消した、最強の素材と言えるんです。
<シルエット>
肩周りと腕周り、身幅に程よくゆとりを持たせたリラックスシルエット。素材の持つ高級感、美しい襟、天然のシェルボタンなど、拘りのディテールで上品見え。
裾の長さの前後差を無くすことで、前からだけでなく、360℃どこから見ても美しいバランスを保ちます。また、横から見た時に後ろ部分がピョンと跳ねない計算されたパターンも隠れたポイントです。
タックアウトした時の丈の長さが秀逸なので、ビジネスシャツをだらしなく出して着用しているのとは違う、大人の余裕を感じるものに。
<ラフに着用できるドレスシャツ>
カジュアルなパンツと合わせてもキチンと見える、大人のシャツです。
上からセーターを重ね着する冬の定番スタイル。
襟と裾の見え感が絶妙で、セーターと一緒に伸びてくれるので、着心地を損ないません。
ドレス仕立てのシャツなので、当然ジャケットとの相性は抜群。
タックインはもちろん、タックアウトしてカジュアルに合わせるのもオススメです。
KANEMASA KNITレギュラーシャツ
と比べると、ややマットでさらにコシが感じられる手触り。
どちらのモデルも通年着用いただけるモデルですが、今回発売のタイプライターシャツは、寒い時期にさらに頼りがいのある”やや厚め”の生地感に仕上げました。とはいっても、触り比べたら分かる程度なので、極上の着心地はそのままです。
同じ色柄でもホワイト、サックス、ストライプの色味がやや違うので、また印象が変わりますよ!
さらに秋冬のあたたかく分厚いものをお探しでしたら、KANEMASA KNITウールネルシャツがオススメです。
お好みでお選びくださいませ。